外資系リーマンです。
毎月配当金をもらった使い道について記載してみたいと思います。
配当金のデメリットも見ていきたいと思います。
配当金のデメリット
これは、様々なところで言われていますが、改めて確認していきたいと思います。
・受取配当金に税金がかかる。
・受け取る時期を自分で選択できない。(米国株の多くが四半期毎に自動入金される)
・配当金分企業価値が減価するため、株価が伸び悩む事によるキャピタルゲインが少ない。
・業績により減配の可能性がある。
上記4点がよく挙げられている配当金のデメリットですね。
個々に考えていきましょう。
受取配当金に税金がかかる。
これについては、どうでしょうか。いずれにしても利確の際にNISA以外の株式は譲渡益税が発生するため、私はあまり気にしていません。再配当投資の方が効率が良いと言っても、それは高値で売却できることが確定している場合の話ですね。
受け取る時期を自分で選択できない。(米国株の多くが四半期毎に自動入金される)
配当金は受取時期が自分では決定できません。グロース株であれば、自分が欲しいタイミングに少しずつ株を受ければ良いため、資金効率には優れます。
しかしながら、自分が欲しいタイミングで株価が高いという保証はありません。不景気のタイミングで自分の資金繰りが悪くなり株式売却となる場合、【損切】ということにもなりかねません。
配当金分企業価値が減価するため、株価が伸び悩む事によるキャピタルゲインが少ない。
これに関しては、間違いなくデメリットですね。高配当株は成熟企業が多いため、大企業が多くあまり株価が上下しないという点もキャピタルゲインの少なさに関係していると思います。
ただ、キャピタルゲインに関しては個別株の場合タイミングが全てなので、いつ投資しているかが重要です。
業績により減配の可能性がある。
減配はいずれの企業もする可能性があると割り切るしかない・・・ですかね。必ず上がる株がわかる人がいないのと同様に、減配する株が分かる人もいません。しかしながら、業種、業績などをしっかり確認する事で、減配のリスクを予測する事は可能です。
配当金の使い道
上記の様に、様々なデメリットを以てしても配当金は魅力的です。
確実に利確を行ってくれつつ、持株数を減らす事がないというのが最大の魅力です。また、成熟企業であれば、ある程度計算できる配当金を得ることができます。
さながら、家賃収入のような感じですね。
さて、配当金の使い道ですが、大きく次の3つに分かれると思います。
① 受け取り後、すぐ再投資に回す。(資産の最大化を目指す)
② 趣味など、娯楽に使う(QOLの最大化を目指す)
③ 貯蓄(キャッシュの最大化を目指す)
いずれを選んでも構わないのですが、
私の場合、現時点での使い道は①になっています。
配当金が貯まると、QQQ、TQQQ、GAFAM等のグロース銘柄に投資を行っています。
配当の最大化も目指したいため、持株が値下がりしていれば、持株を増やす事も行っていますが、基本的にはNISA内で配当株を持っていたいため、120万円/年間は増やさないようにしています。
今の様に株高の場合は、③の様に、一旦貯蓄に回して、株安のタイミングで再投資という方法も良いですね。
その時勢により、投資したくてもキャッシュがないと追加投資が出来ないですから、バフェットの様にある程度のキャッシュを持っておくという事も重要ですね。
しかし、お金を貯めるために、投資のための暮らしをしていては本末転倒なので、いずれは、QOLを高められる②に全て使えるようにしていきたいですね!
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