外資系リーマンです。オーストラリアの大手銀行のWBKが正式に配当見送りを決定しました。
WBK配当見送り
かねてから、配当支払い延期となっていた、WBKですが、正式に配当見送りになりました。
やはり、、、といったところでしょうか。
オーストラリアはコロナウイルス感染者の数が少ない事もあり、もしかしたら、と期待していましたが、金融機関はいずれも業績悪化ですね。
豪経済がリセッションに直面している中、低金利や、デフォルトなどにより、貸倒リスクが上がっている事が理由の様です。
トムソンロイターによると、
豪経済が約30年ぶりのリセッション(景気後退)に直面する中、歴史的な低金利やデフォルト(債務不履行)リスクの上昇、融資の返済猶予などが豪銀への圧迫要因となっている。
4─6月の信用減損費用は8億2600万豪ドル(5億9600万米ドル)。住宅ローンの返済に苦慮する家計や、借り手の信用力低下、ローンの延滞増加が見られる中、不良債権に対する引当金を増やした。
キャッシュ利益は13億2000万豪ドルで、上期の平均を上回った。
高配当株は爆弾(リスクを持っている)事を改めて自覚する。
配当株は減配、無配のリスクがあることを改めて自覚する必要があるなと痛感しました。
また、高配当株であればあるほど、減配、無配ニュース時には失望売りから株価も下がるためダブルパンチです。
私のポートフォリオのおけるWBKの割合は3%に満たないですが、それでも無配ニュースはやはり凹みます。
一見、盤石に見える業態、企業であっても外的要因により、数字が落ち込む事があると理解し、分散投資を図る重要性が改めて認識できました。
配当株投資の際はくれぐれも、分散投資を心掛けてくださいませ。
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