NASDAQ更に上昇中。しかし、今日は中国株のお話です。

中国株

外資系リーマンです。

昨日も、ITグロースが伸びる展開となりました。ここまで、ITが強いと、物を売る時代からサービスを売る時代にトレンドが変化していっていることがよくわかりますね。


NASDAQは強し。しかし、中国株に変化が。

NASDAQは相変わらず強く、QQQへの投資は自信が付き始めてきました。

それとは別に、中国株銘柄の上昇も気になるところです。

昨日はアリババ(BABA)が8.95%も上昇しており、中国経済の回復と強さを見せつつあります。

Amazonは皆さまご存知の通り世界中のECコマースを掌握しつつありますが、中国だけは全くアリババに歯が立たず、撤退しています。

アリババは中国国内のECコマースを完全掌握しております。たった1国ですが、中国の人口(約14億人もいます。対するアメリカの人口は3.3億人、EUの人口は5.1億人)が凄まじい、この1国でのマーケットだけで、米国、EUを超えるほどのポテンシャルを持っています。

やはり、経済活動において人口は武器ですね。


中国が世界の覇者になる日はあるか

結論から言うと、これは私は難しいと思っています。

中国には、アリババ、テンセント等魅力的な企業は沢山あります。

しかし、中国は日本と同じガラパゴス市場になっています。

つまり、中国国内のマーケットが大きすぎるが故に、世界に打って出る必要があまりないのですね。中国国内を取るだけで、世界で〇位の会社規模まで到達します。(銀行等が良い例ですね)

そのため、グローバル化をそれほど意識せずともやっていけるため、世界中から優秀な人材を集めて・・・EUへ進出、USに進出という、アメリカ企業のようなやり方ではなくなります。

一方、アメリカは英語という最大の武器があるため、元々アメリカ国内だけのマーケットを見ている会社は少ないです。その意識が確実に差を産んでいると思います。

そして、世界中から英語を覚えた優秀な人材をどんどんCEOなどのポジションにつけ、世界シェアを取りに行きます。

中国企業は、まだまだ日本と同じで中国人がCEO等経営者の事が多いです。


中国国内だけでも十分株価の成長余地がある。

しかしながら、株価だけの話となると話は別です。

中国その物のポテンシャルの高さ、世界的な金余りから来る株高は、今後も中国企業の株価を上げていくでしょう。

以前中国ADR上場廃止か?という記事を掲載しました。

【中国株ADR】米上場廃止のニュースを受けて
中国株ADRが米上場廃止になった場合どうなるのか?調べてみました。

これにより、米国投資家達は中国株への投資を控えるようになったのは事実だと思います。

しかしながら、中国人投資家の金余りの状況は以前変わらず、彼らのマネーが中国IT企業に向かう額が非常に大きくなっているということになります。

そのため、Amazonなど米国企業の株価が上がると、それに連れてアリババが割安になるため買われていくという連鎖が起きます。

<米国>アリババ、時価総額でフェイスブックを逆転 「GAFAM」脅かす

アリババ集団の米預託証券(ADR)が一時、前日比9.1%高の258.02ドルを付け、上場来高値を更新した。時価総額は7020億ドルとなり、SNS(交流サイト)のフェイスブック(8日の高値で6970億ドル)を上回った。

日経新聞より抜粋

このように、中国国内市場だけでも、世界〇位になるほど時価総額が伸びていきます。

ちなみに、銀行世界第一位はどこの国の銀行かご存知ですか?

中国企業への投資も考えていく必要があるかもしれません。

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