ゲームストップの一連の暴騰ニュースに学ぶ

株式投資

外資系リーマンです。最近個人投資家のロビンフッター達が熱狂していた、ゲームストップ株について考えてみたいと思います。

ゲームストップの最近の株価急騰

ゲームストップは世界最大のゲーム販売店です。1月22日だった株価は42.59ドルだった株価は、1週間のうちに492ドルまで上昇しました。

1週間で12倍弱です。すさまじく業績が良くなったわけではありません。

SNSで個人投資家が機関投資家が『ゲームストップ株を空売りしているので、この株を買おう。』と呼びかけた事が原因でした。

このSNSの呼びかけに応じたロビンフッター達が一斉にこの株を購入する事で爆発的な上昇を生んだのです。

アメリカの個人投資家が機関投資家に勝った瞬間でもありました。

狂乱の結果は?

一連の投機的な株購入を繰り返した結果、機関投資家に勝った個人投資家達は全て儲かったのか?

そうではありませんでした。ロビンフットは、相次ぐゲームストップ株への取引に制限をかけてしまい、個人投資家達は購入したゲームストップ株を売却する事が出来なくなってしまったのです。

資産が10倍になる事を夢見た個人投資家達は、大きな含み損を抱えてしまう結果となりました。

株式市場はギャンブル場でなく、企業と投資家は共存共栄を目的とする。

今回の、ロビンフットの取引制限の是非はわかりませんが・・・。

やはり、株式市場とは、ギャンブル場ではない事を覚えておく必要があります。

株式会社は競走馬ではないのです。短期的に勝った負けたというのは、本来の投資の目的とは異なっていることを認識する必要があります。

我々投資家と企業は共存共栄を目指す必要があります。

企業は、投資家から得た資本を用いて事業を行い、その経済活動から得た果実を投資家と分け合うのが本来の姿だと思います。

10年先も市場に残っていられるような投資スタイルを心掛けたいですね。

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