2021年2月18日は全面安の展開。調整続くか?ウォルマート一段安の理由

株式投資

外資系リーマンです。

昨夜は全面安の展開でした。中でも、ウォルマートは日本の西友等の事業売却経費がかさみ2,200億円の赤字転落を受け、大幅マイナスとなりました。

ウォルマート海外不採算ブランドを手放す

ウォルマートは日本では、西友を子会社で持っていたことで有名です。

しかし、ウォルマートは、日本の『西友』そしてイギリスの『アズダ』を手放しました。

これは、ひとえにウォルマートの『選択』と『集中』になります。つまり、アメリカ国内に集中して資本を投下し、『打倒アマゾン』を目指すという物です。

これにより2020年11月~2021年1月の最終損益は2210億円の赤字となりました。

ウォルマートのネット販売事業は好調

上記の甲斐もあり、ウォルマートのネット事業部は非常に好調です。昨年対比で+69%となっています。

これによりFY21のウォルマートの売上は過去最高となりました。選択と集中が今のところうまくいっているようです。

来期の見通しは?

小売業界全てにおいて、コロナウイルスの状況と店舗の売上は切っても切れない関係です。

そのため、非常に予測が難しくウォルマートにおいても控えめな予想を出しています。(昨年対比全てマイナスと予想。)

それを嫌気され、今回の大幅マイナスとなっているようです。

私個人としては、ネット事業の好調ぶり、不採算ブランドの閉鎖と選択と集中がうまくバランスしており、来期以降の見通しも明るいのではないかと見ています。

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