【OXY】オキシデンタルペトロリウム 2020Q1決算発表

株式投資

外資系リーマンです。石油銘柄であり、現在配当減配中のOXYについて

2020年Q1の決算を見ていきたいと思います。

公式HPを参照しています。

Oxy | Zero In
Applying technology to drive operational excellence and leveraging our global leadership in carbon management to advance our business

OXY 2020 First Quarter Results

OXYの業績は非常に悪く、引き続きコスト削減と設備投資の抑制を発表しました。

営業利益については公式HPでは発表されていませんでしたが、損益について記載がありましたので、掲載します。

売上高 64億5,000万ドル (前年同期40億ドル)

純損失 -22億ドル

内訳は下記の通りです。

オイル・ガス事業

純利益 △1億7,000万ドル

石油化学事業

純利益 1億8,600万ドル

ミッドストリーム・マーケティング部門

純利益 △7億6,900万ドル(オクシデンタルの株式投資に関連するのれんの減損費用14億ドルを含む)

差額分が在庫分の石油暴落による評価損という事になるのでしょう。

売上高は買収先のアナダルコの影響で伸びていますが、そのアナダルコのM&A費用+石油の暴落、コロナショックによる需要減が重くのしかかっている印象です。


OXYの配当について

配当については下記のとおりです。

元々3月のタイミングで2020Q1減配を発表していましたが、詳細は下記のとおりです。

オクシデンタルペトロリアムコーポレーション(NYSE:OXY)は本日、取締役会が、2020年7月15日に6月15日現在の記録的株主に支払う普通株式に対して、1株当たり0.01ドルの定期配当を発表したと発表しました。これは、2020年3月10日からの同社の以前に発表された配当方針変更の更新であり、四半期配当を1株あたり0.11ドルに削減しました。

ほぼ無配に近いですね。当面は株主還元よりも業績回復、財務体制の強化に努める方針です。


決算を確認した感想

予想通りというか、OXYの2020Q1の業績は散々なものでした。

また、減配も行われるため、株主にとっての価値は現時点では皆無です。

しかしながら、それを受けて株価は既に底値になっているため、

業績をコロナショック前の状態に戻す事が出来、なおかつアナダルコとのシナジーが数字の上で確認出来れば、株価は2倍以上になります。

人にはお勧めできない銘柄ですが、石油自体は需要がなくなるものではないため、

今後、業績回復することが出来れば、アナダルコの合併効果が期待でき今まで以上の売上規模を誇る会社になる事は間違いありません。

わずかであれば、株価回復を狙い逆張り投資してみるのも良いかもしれませんが、ギャンブル銘柄になりつつあるます。

私は既にかなり投資を行っているため、これ以上は投資する予定はありません。

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