外資系リーマンです。
最近はサブスクリプション型サービスの会社が人気です。本日ご紹介する企業もSaaS関連の会社です。
ドキュサイン(DOCU)とは
ドキュサインとはカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くアメリカ企業で、組織が電子契約を管理できるようにしています。
DocuSign契約クラウドの一部として、DocuSignはeSignatureを提供しています。これは、さまざまなデバイスで電子的に署名する方法です。 DocuSignは、180か国以上に475,000を超える顧客と数億人のユーザーがいます。(Wiki参照)
サブスクリプションタイプの電子署名サービスになります。
電子署名契約については、日本でもGMO等が電子署名による電子契約サービスを始めており、いわゆる古くからある紙での契約書というやり取りをなくそうとするものです。
これにより、多くの契約を書面で管理する必要がなくなり、ペーパーレス、電子署名により遠隔での契約が可能になり、時間短縮になります。
まだまだ新興企業だが、株価は急成長企業
DOCUは2018年に株式公開したばかりの新進気鋭のまっさらな会社です。
しかしながら、その注目度は高く株価は右肩上がりです。
この1年で既に株価は4倍弱になっており、いかに期待値が高いかを物語っています。
2020年DOCU業績
DOCUの業績は下記のとおりです。
年々売上が増大しているということは、サブスクリプション型サービスとしては、成功と言えると思います。
また、営業利益率についても2019年から2020年に改善しているため、黒字転換になった際に株価がもう一段上がるであろうと予想が立てられます。
電子署名会社として生き残れるか
この会社のサービスが生き残れるかどうかは、他のSaaS銘柄と同様シェアを独占できるかどうかの1点に尽きると思います。
世界中の契約書、署名、判子文化がどんどんなくなっていき、電子化になる事はもはや避けられないため、いずれかのサービスが必ず使われると思います。
しかしながら、このサービスは差別化が難しいため、よそも使っている。ということが最大の売りになります。
そのため、いかにシェアを早く取れるかが成功のカギになります。
その点このDOCUの売上成長比率は3年連続40%アップです。これを高いと見るか低いと見るかで、投資判断が決まっていきそうですね。面白い会社だと思います。
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