iDeCoとは
iDeCoは、個人型確定拠出年金の事で、個人年金、厚生年金とは違い自分で積み立てるタイプの年金の事です。
老後2,000万円問題が話題になりましたが
これは、iDeCoの普及率を上げるための発言でした。
このiDeCoは掛金がそのまま年収から引いてもらえるため、ダイレクトに節税効果があります。
仮に30歳年収650万円の方がiDeCoに2万3000円拠出した場合の
年間の節税効果は8万2800円です。
つまり276,000円の株が193,200円(82,800円は国が出してくれる)で買えてしまうという事になるのです。
米国株投資家の皆様であれば、こんな美味しい制度に乗らないのは損だと理解いただけると思います。
途中解約は原則できないため、
60歳まで給与の維持に不安がある方等、やってない方もいますが、
現役世代で定年までは、
働くだろうという方は、検討してみてください。
ETFはiDeCoで十分なのか
iDeCoで対象となる運用商品は基本的に投資信託です。
私が選択している商品はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
私はSBI証券のセレクトプランでこの商品を毎月購入しています。
これは楽天証券でも、積立NISA第1位の商品であり、
下記の様な世界を代表する企業銘柄を含んだ
VTI、VOOのようなS&P500に連動した商品になります。
経費率も0.0968%と非常に安価です。
この商品が常に3割引で買えるのに積立NISAや、普通にVTI、VOOを買うのは
なんだか、もったいないとおもいませんか?
まずは、満額iDeCoをやってみて、不足の分を追加で購入する方がお得だと思います。
もし、iDeCoをやらずに、
積立NISAでETF投資をされている方がいれば、
見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
私が個別銘柄を多く選ぶ理由
それは、上記の通り既にiDeCoを満額やっているからです。
後30年は積み立てる事を考えれば、
先ほど、ご紹介した例の掛金額分でも、800万円という金額になります。
30年という時間とS&P500の成長率を考えれば、
1,000万円くらいになっている可能性も、十分にあり得ると私は思います。
既に、iDeCoで、1,000万の老後資金は作れるという基盤があれば、
残りの自分で投資する分は個別銘柄で、
リスクを取り、配当利回りの良い物を選択しようという選択肢も取れるわけです。
1,000万はETFで1,000万円は高配当銘柄投資で老後資金は用意する。
となれば、とりあえず老後2,000万円問題はクリアになるわけですね。
恐らく、サラリーマンの方だとこのほかに企業年金や、退職金といったお金もあると思います。
勿論、目標は月10万年の配当収入なわけですが、
グロース投資、高配当投資、どちらかしかやらない。
ではなく、自分に必要なことは全てやる。というスタンスが好ましいような気がします。
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