外資系リーマンです。
原油価格が上がっています。原油大手企業は立ち直れるのか?気になるところです。
最近の原油先物上昇の理由
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の会合で減産延長合意に達するかもしれないと報道されています。
そのため、減産が続くことを見越し、原油先物は今日も上昇を続けており、
北海ブレント原油先物は1バレル=38.44ドル。
米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)1バレル=35.53ドル。
少し前はWTIは史上初のマイナス価額をつけてましたので、高騰しているくらいですね。
過去記事ご参照くださいませ。
大手原油会社は軒並み1バレル30ドルを目安に損益分岐点があるため、
多くの原油会社はこの金額が続けば、黒字転換が可能です。
コロナウイルスショックの落ち込みによる原油需要減はいずれ解消されることから、原油元売大手が生き残れるかどうかはそれまでの、体力があるかどうかです。
比較的借金の少ない、エクソンモービル、シェブロンは助かる可能性が高いですね。また、減配を実施したロイヤル・ダッチ・シェルも現金を温存したため、何とか生き残れそうですね。
このタイミングで買い足すかは微妙なところですが、先行きを見守りたいと思います。
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