外資系リーマンです。
昨夜は大発会でしたが、アメリカ全体の株価は振るいませんでした。
イギリスでの変種コロナ等外的要因が大きいため、しばらくは大きく揺れそうですね。
日本でも、再度緊急事態宣言が出されると、日本株は暴落するかも。と見ています。
そんな中、テスラの株価は非常に好調です。2020年の納車台数が発表されました!
2020年納車台数は49万5,500台でした。
目標は50万台だったので、わずかに届きませんでしたが、市場予想の48万台を超える実績となりました。
ちなみに、2019年のテスラの納車実績は36.8万台ですので、34%増です。
写真のモデル3はアメリカで2020年第1四半期で最も売れた高級車になりました。
これが好感され、昨日は下げ相場にも拘らず、株価は伸長しました。
ところで、この約50万台の実績は世界の自動車メーカーで見た際に、どの程度のものなのでしょうか。
テスラは全自動車メーカーで19位の納入実績
今年の実績を2019年のデータベースを参照に見ると、日本自動車メーカーのスバルに次いで第19位という実績になります。
スバルがおよそ100万台の納入実績ですから、それの約半分です。
日本でバンバンCMをやっている自動車メーカーの半分まで来たか。という印象で、夢の車というには数が非常に多すぎる印象です。
もはや、電気自動車は夢の車ではなくなってきている証拠ですね。
テスラと競合するであろう、高級自動車メーカーの実績は下記の通りです。
BMW(ドイツ) 253万台
ダイムラー(ドイツ) 334万台
トヨタ(日本) 1,074万台
さすがに、トヨタとはかなり差がありますが、BMW、ベンツ等の高級自動車メーカーに限って言えば、全く敵わないというレベルではありません。
販売価格帯的にも似通っているため、今後日本に関してもテスラの納入実績が増える事も予想出来ます。
BMW、ベンツ、アウディに並ぶ第四の高級自動車メーカーという位置づけになるのではないでしょうか。
いずれの自動車メーカーも伸び率ではテスラに敵わない。
テスラは、現在世界自動車メーカー納入実績19位という位置付けですが、
伸長率では、どの自動車メーカーにも負けません。世界第一位VWや巨人トヨタであっても、昨年対比では1%を増やすのがやっとの状況です。
第三位以下の自動車メーカーは昨年対比マイナスの会社が並びます。
34%増という納入実績がいかにすさまじく、他社のシェアを食っているかお分かりいただけると思います。
これから、ますますテスラの納入実績は伸びていくと思います。100万台を超えるタイミングが楽しみです。
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