外資系リーマンです。先日ご紹介したばかりのセールス・フォースが爆上げしてますね。デイトレしておけばよかったかな。と思ってしまいました。
セールス・フォース1日で26%の株価上昇
凄まじい上昇率ですね。ベンチャー企業じゃないんですよ(笑)
第二四半期決算は過去最高を記録したことを受けての上昇です。
今後もセールス・フォースはリモートワークが続き、より業務効率化をはかる企業からの契約が増える事から第三四半期の業績も良くなるであることが予想されています。
過去最高業績であっても1000人の人員削減を実施
好業績の中、ボーナスが従業員に出るかと思いきや、1000人のリストラを発表しています。
対象はセールス、顧客対応ということです。
非常に、シビアですね。
つまり、シェア拡大期にあたっては人員が必要だが顧客が獲得できてくると、こうしたサブスクリプション型サービスは、知名度があがりシェアが取れると、ユーザーが自分達でサービスに加入し、慣れていくため、セールスやカスタマーサービスは不要になるためですね。
こうした人員削減によるコスト減も好業績を支えるというわけですね。
働く側からするとたまったものではないですが、株主にはありがたい話です。
CRM(顧客管理ソフト)という物を考える
そもそも、CRM(顧客管理ソフト)という物の性質を考えると、
セールス・フォースが更に成長するためには、違う柱を作る必要があると思っています。
なぜなら、彼らの扱う顧客管理ソフトという製品はそもそも、それを使って営業する会社が儲かっていて成り立つものであり、コンシューマ向けのサービスではないためです。
そのため、セールス・フォースが世界中の他の会社より大きくなってしまっている現在においては、それを使うユーザーの会社規模が大きくなっていかないとセールス・フォースがこれ以上大きくなれないということです。
下の図を見たときにセールス・フォース(CRM)より巨大な企業で、B to Bしかやっていない会社はいくつありますか?私が見た限りはないと思います。
しかし、彼らには各企業が集めた膨大な顧客情報があります。このビッグデータを活用することでもう一つ柱となるサービスが生まれた時、GAFAを超える日もあるかもしれません。
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